実は私、
このギミックが大のお気に入りでして、
ピクニックベンチセットも買ってしまいました。
またもや調子に乗ってしまい、2台とも改造しています(汗)
以下に紹介する製作写真はその2台共が混在していますが、
仕組みは同じなので、気にしないで下さいね。
最近何かと「ロー」なスタイルに、
妙な憧れを抱いてしまっているちん婆ですが、
考えてみると、
我家に「ロー」なテーブルは見当たりません。
新しく新調するにも、
予算委員会からの承認を得なければなりませんし、
そもそも財源はどーすんの?
ってな話になる訳で...
子供手当の口座はハニーが管理していますから、
簡保のように気軽に手を出す事も出来ません。
ならば、
持っているものでなんとかしてみようかと。
で、
行き着いた先が、
改造です♡
(上手く失敗すれば新しいテーブルを買ってくれるかもしれないし...ね?)
まずは構想を練る。
テーブルの足を横から見た概念図↓
A案:単純に足を短く切り、抜き差し式にしてキャップでも被せるか?
一番簡単で安価。しかし抜いた足を仕舞っておく面倒くささと、
逆「V」の字型で天板を支える構造上、
片側に荷重をかけた場合、安定性に問題がある。
B案:A案で抜いた足を生かし、短くなった足を支える"靴"(基礎)にしてしまう。
安定感は増すだろうが、格納場所が非常にタイトなため、
コンパクトに格納出来なくなる恐れが↓(ってか、そんな隙間は無いのよ)
C案:足を折り畳み式にする。
折り畳まれる方の足をどう処理するか。
↓こんな感じ?
ん〜〜〜〜....
C案かな?(爆)
とりあえず足を切りました。
もう後戻りは出来ませんよ〜
蝶番を付けて、パッチン錠で留めればなんとか....
頭の中の設計図を頼りに、
近所のホムセンにダッ...?
無い!
無い無い無いっ!!
私が求めている蝶番とパッチン錠がありません。
売っていたのは...
このタイプでは厚み2cmもない角柱状の足に取り付ける事が出来ません。
(分かるよね?)
蝶番にしても、
いわいる普通のタイプです。
足の厚みに合う横長タイプなんて売ってなかったです。
そりゃそーですよね...
決して田舎のホムセンが悪いんじゃないんです。
だって、需要が無いんですもの(悲)
で、
ここはネットで探してみっか、って事で、
あれこれ探しました。
そして見付けたのがコチラの会社
スガツネ工業
(↑勝手にリンクしてます。ご迷惑でしたらご一報を m(_ _)m )
いや〜、テンション上がりますねぇ
私の興味をそそる品々が目白押しです!
そうして見付けたパッチン錠↓
中でもこの蝶番にはインスピレーションを刺激されました。
トルクヒンジとは、
ある一定以上の力を加えないと開も閉しない蝶番で、
逆に言えば任意の位置で止める事の出来る優れものです。
本来は手前に開閉する扉(ハッチとか)等に使用される物ですが、
私の灰色の脳細胞は、
「それをテーブルの足に使えばイイじゃん」と、ささやいております。
そう、
私のゴーストが...w
しかし、まずは入手しなければ話になりません。
そもそもこの会社、
一般には販売していないらしく、
ならば、
どこかの工務店で取り寄せ出来ないか?と、
問い合わせをしてみる事に。
俺様「御社の商品を購入したいのですが...」
会社「では、貴店の会社名をお願いします。」
俺様「え〜と、一般人なんですが...」
会社「え?.....」
結果、
販売は可能との事ですが、
かなりレアなケースだったようです
担当のS崎さん、無理をお願いしてスイマセン m(_ _)m
部品が揃ったので、
早速製作に取りかかりましょう。
えっ?
部品のお値段ですかぁ?
興味のある方は調べてみて下さい。
とても私の口からは...言えません!(汗)
まずは切り離した足を突き合わせ、万力で固定します。
(我家の万力では
ウイッシェラの製作は不向きでしょうね ^^; )
部品(トルクヒンジ)の位置を合わせて、リベットで締めます。
こんな感じに仕上がります↓
次にパッチン錠を取り付けますが、
はじめは単純に対面に付ければ良いと計算していましたが...
結果、
「ハイ」な(延ばした)状態で剛性を検証したところ、
マズイ事態に...
トルクヒンジ(このタイプの)の特性上、
縦方向には強いが、横方向の力には弱い事が発覚。
ゆえに、
内側に力を加えると隙間が出来てしまいます
つまりコレ↓が、
こんな感じで↓...
もっと力を加えればヒンジのリベット接合から破断してしまうでしょう...
ではどうすれば?
打開策は..[パッチン錠の取り付け位置を変える]
つまり、
対面ではなく、横に取り付けると、
↑↓← →のどの方向に力を加えても、
ヒンジとパッチン錠が互いに踏ん張ってくれて、
グラつかなくなりました
あぁ...
取り付け位置の修正痕が痛々しい
さ、
気を取り直して、
4本一気にやっていきましょうか(笑)
整 い ま し た w
ピクニックベンチセットのタイプなら、
この状態でもグラツキませんね〜 ( ̄∇+ ̄)vニヤリッ
折角なので、
ゴム足を付けてみるw
どっかから買って来たみたいね〜 ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ
しかし、
ウイングテーブルタイプだと、
(写真はヒンジを取り付ける前)
右手前に上から下に力を加えると、
反対側が浮き上がります(汗)
あっぶねぇ
あ、
今更ですが、
ピクニックベンチセットと、
ウイングテーブルはアルミスノコ2個分の幅が違います(笑)
比較↓
さて...
ウイングテーブルの浮き上がりはどうしましょうかねぇ?
しょうがないので、
つま先の位置にペグダウン用の穴を開けてみました。
コレでなんとかなりそうですね〜♪
で、
嬉しさのあまり、ウチのハニーに写メしたところ...
即で電話がありまして、
それ、
子供たちが、
足、引っ掛かけて危ないよ
_l ̄l○ ガックリ
で、でも、
まぁ、上手く行ったし、
それなりに「ロー」になったし、
(高さをユニの焚火テーブルと比較してみた)
めでたし、めでたし!?(爆)
あ、
そうそう、忘れていました。
結局この改造で、上手く収納出来るの?
ですよね。
答えは
YES !
なんの問題も無く収納出来ましたよ d( ̄◇ ̄)b グッ♪
さて、
このテーブルもまた、
週末の霊キャンでデビューさせますか!
デビュー前に視察された
あの人もご満悦♡
関係者の皆さん、
「足」の引っかけにはくれぐれもご注意を!!(滝汗)
Coleman(コールマン) ウィングテーブル椅子なしのテーブル単体タイプです。
縦4本足タイプのテーブルと比べて、
グラツキ感はほとんど無いと思いますよ♪
レビューに多い「壊れた」。
簡単な修復で復活出来ますv
Coleman(コールマン) ピクニックベンチセットベンチがセットでしかもトランク型にすべて収まる!
ここまで来ると、しつこいようですが、
コ レ は ま さ に 芸 術 で す ! !
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