ペグハンマー PRO.C とその仲間達

ちん婆

2008年10月31日 05:50

店頭で見た人は、

「たかがペグ打ちのために5000円?」と思い、

購入を検討中の人は、

「ホムセンのハンマーじゃダメなのか?」と考え、

使った人は、

「ペグ打ちってこんなにも楽しかったけ?」と実感する。






そんなハンマーに興味がある方は”続きを読む”からドーゾ。
ペグハンマーの性能はペグ打ちのみに留まらず、

打ったペグを「抜く」という重要な役割も忘れてはならない。

よく効いたペグを抜くというのは、

思った以上にやっかいだ。

特に打ち込みすぎたペグは。

右京と薫の如く、このハンマーにはソリステ(ソリッドステーク)が欠かせない。

ソリステと併用すると撤収が容易になる事間違いなし。

ハンマー部分の後ろにあるフックと穴を使い、

ペグ側のフックと穴を利用していとも簡単にペグが抜けちゃう。

後は、抜いたペグを現地に忘れてこなけりゃ完璧だ......



私が購入したときは3000円チョッとだと思ったけど、

改めて値段を確認したら、

5000円超してるじゃん...なんでこんなに高くなったんだ?。

金属価格が高騰してるからってやりすぎだな、こりゃ。

普通はソリステを使ってるうちに買いたくなるハンマーなんだけど、

私の場合は逆で、

ショップで見かけて思わず衝動買いだった。

形から入る私のスタイルの現れ。

で、

使い勝手があまりにも良いものだから、

せっせと友人の設営や撤収を手伝って、

このすばらしいハンマーについて力説するんだけどのれんに腕押し状態。

あげくの果てに

「ハンマーに3000円ってお前、

馬鹿じゃないの?


と言われる始末。


それもそうだ。

この時はハンマーしか持ってないから説得力が無い。

その後、

HDタープの購入を機にメインポール用にソリステを使い始めると、形成は逆転?。


「こんなに便利なんだぜ〜」と。

実情は自己満足だったりするが...。


以来、事あるごとにソリステを少しずつ買いため、

2年ですべてのペグをソリステに完全移行。


なんとかここまで使い倒しました。 

倒したと言う程ではないか片減りしてるし。



結果どうなったか?

ツールバックにすべてをぶち込むと総重量は約10Kg。



この時点ですでにオートキャンパーの仲間入りになっちゃった。

ソリステは新型が出るらしい?出たらしい?との情報が。

一番小さいヤツの穴が大きくなったとかなってないとか。

仮にそうなら、

ますます使い勝手がいいに違いない。

PRO.CとPRO.Sの2種類があるけど、

折角買う決意をしたなら、迷わずPRO.Cをお薦めします。(高いけど...)



実績としては私自身満足してます。

今年の8月、

キャンプ人生最大の嵐に見舞われた種山高原での出来事。

(あそこの地盤は若干の粘土質でとても良くペグが効いてくれる。しかも抜きやすい。)

前日の夜はやや風が強い程度だったが、

朝になるととんでもない強風に変貌しているではありませんか。

コールマン製のテントとパラタープDXは見た事もない程に変形していて、

中に女房と子供がいるって事を考えないようにしてました。

現実から目を逸らすのが得意技なもんで...

子供たちは楽しんでましたが...。

後で調べてみると、

一番近い住田の観測所での瞬間最大風速は10.1m/sだって。

種山の山頂付近でふきっ晒しの開けた場所では、

その何倍か分からないぐらい。

手持ちのソリステを全部使って補強していたから、

中の人間ごとゴロゴロといかなかったのが幸いでしたが。

まぁ、はなっから車の中に避難すればよいダケの事....。

問題はその隣に張っていたスノピのHDタープL。

よりによって一番高くして張ってたのね。

聞いた事がない風切り音で、

低音の唸りをたてながら耐えている我が家のタープ。

こりゃまずいな〜と。

撤収しようにもこの風じゃかえって危ないなと判断。

とりあえずポールを低く設定しなきゃと思っていたら、

バタバタバタバタッって、タープの端がバタついてる。

ペグが抜けたと思って身構えていると、

なんと張ってあるロープが切れてるのが原因。

ロープが切れるってマジすか?

新品なんですけど?

タープやポールが丈夫なのが立証出来てある意味満足でしたが。

でも、このエピソードはタープの所で語るべき??

まぁ、何が言いたいかといえば、

ロープは切れてもペグは抜けないって事を話したかったのです

でもね、ソリステを過信する事なかれ。

砂地などの柔らかい地面に打つと強風でペグが抜けて、
ペグが空中に射出します。



スノーピーク(snow peak) ペグハンマーPRO.C

5565円はやっぱり高いなぁ。




スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク 50

500mm、400mm、300mm、200mm
のラインナップがあります。

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