Sweet 10 Diamond ?
コールマンジャパン社長のリチャードから怪しげな贈り物が届いた。
あいつ、今頃なんだって.....。
折しも、我が家所有のパラタープDXの弱点、つまり風に弱いという欠点の元、
スノピのすごいヤツに買替えようかと家族会議をしている矢先だった。
家に盗聴器でも付いているのか?
タイミングが良すぎるよ。
モーガンフリーマンじゃあるまいし、CIAよりたちが悪い。
で、何が届いたかと言うと、
ご丁寧に、木の箱に入ってる。
適度に重い。
木箱には「COLEMAN OUTDOOR CLUB」とある。
新しいタープでも入っているのか?
いや、それにしちゃあ箱が小さすぎる。
まさか、風評被害を恐れて一家全員の記憶を消すニューラライザー?
トミーリージョーンズかよ。←一応ツッコミ
恐る恐る箱を開けてみると.....。
ワインだ。
「もう少しタープを使ってやって下さい」
というメッセージが入っていた。
んな訳は無い。
メッセージカードには、
まぁ、似たようなもんか.....?。
.....どうやら事情が違うらしい。
確かに私は、コールマンのアウトドアクラブ会員だ。
だから毎年春になると、新しいカタログが送られてくるし、
毎月、役員の朝食会には顔を出す。
家の祖父とコールマンの創設者ウィリアム・コフィンとは友人関係にあるため、
タヒチで現社長のリチャードと真夏のクルーズを楽しんだ事もある。
(カタログ以外は全部大ウソ)
まぁ、メッセージカードの額面通リだとしても、
10年前からこんな事を企画していたとは。
いや、たまたま思いついて10年前に仕込んだワインを
探して来ただけかもしれない。
そもそも本当なのか?10年前に仕込んだって?
ご笑納とあるから、はなから冗談なのかも知れない。
ん、10年前?
私が今の奥様と結婚したのが10年前だ。(今の?初婚です。念のため)
という事は、結婚した年に入会したという事か。
甲斐性のない私は、妻にダイヤモンドの一つも買ってあげたことはない。
それどころか、すっかり忘れていた。
10年という節目を。
しかし妻は、ダイヤモンドを買うお金があるなら、
美味しい物を食べに行こうと考える女性だ。
ブランド物のバックなんかにも興味を示さない。
私もそんな所が大好きである。
が、
私は、そう言う気持ちに甘んじているのではないか?
本当はブランド物が大好きでなのではないのか?
節目に何かを画策しようと目論んでみるものの、
よいアイディアが浮かばない。
妻も、このブログの存在を知っているから、
ここで書いてしまうとあっさりと計画が露呈してしまう。
そもそも、こんな事を書くと、何かあるのではと期待されるかも知れない。
私の苦悩は続くのであった.....。
でも、コールマンのラベルが付いたワインなんて珍しいからなぁ。
もう少し熟成させて、後10年位したら飲んでみようか!?
そうすれば本当にヴィンテージになるのかもしれない。
P.S. 奥さんへ
読まなかった事にしてもらえると助かります。
知らんぷりしてて下さい。
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