塩味付ゆで卵

ちん婆

2009年06月24日 05:59

スモーク卵を作ってみようと思い立ち、

その礎として、

まずは、

味付きゆで卵を作ってみる事にした。

黄身の具合はさておいて、

目指したのはコレ↓


コンビニなんかで売ってる、

塩味が付いたゆで卵。

興味がある方は”続きを読む”からドーゾ。
見かけるたびに、

不思議に思ってました。

どーやって塩味を付けてんの? と。


いろいろと調べてみると、

その謎は至って簡単、

飽和食塩水!



塩水でゆでても塩味にならないという不思議。

なるほど、

原理は浸透圧と浸透膜を巧みに利用して、

ゆで卵に塩味をつけるらしい。

卵内部の圧力と薄皮の浸透膜が作用して......


まぁ、細かい事はワカチコ......(マイブームです)


では早速、

「でっきっる、かな? さてさて......♪」

え?

年代が分かるって?

ゴン太君、そりゃないよ

今ならさしずめ、

「つくうって ワクワク......♪」

なぁ、ゴロリ君?



まずはコレから作らないとね、飽和食塩水。


ある一定容積の水に、

これ以上溶けないくらい塩を溶かし込んだ、

悪魔の食塩水。

このように、鍋底に塩が溜るくらいです。


うそ!

こんなに入れてるのにまだ溶けるの!?

ってくらい入ります。

お湯なら水よりもさらに多くの塩が要りますんで、

5Kgの袋を用意する事をオススメします ^^


できた飽和食塩水は、

冷ましてからペットボトルにでも入れて、

冷蔵庫で保管です。


何度でも使えるので、便利ですよ。←何に?


そんで、

卵を固ゆでに茹でます。

この時、

あまり火を強くしないでコトコト茹でると、

卵にヒビが入りません。


水から投入して、

沸騰してから12分。

固ゆで卵の完成です。


ザルですくって、


熱いまま、殻のまま、

冷たい飽和食塩水に静かに入れていきます。


死海に浮かぶ観光客のように、

卵たちはプカプカと浮きますから、

このようなもので重しをしてやると、


均一に塩味が浸透します。


さて、

問題なのはつけ込んでおく時間ですよね?

ここまでたどり着くのに、

様々な実験を繰り返しました。

ウズラの卵でやった事もありますし、


鶏卵では完全にコレストロール過多になりました。

で、

導きだした時間は、

鶏卵の場合、

そのまま食べるなら、6時間から8時間。

スモークにするなら、3時間が妥当です。

スモークにすると水分が飛びますから、

あまり長く漬け込むと、

しょっぱくて食えません

ウズラの卵の場合、

そのまま食べるなら、3時間くらい。

スモークするなら、1時間から2時間でしょうね。


で、

漬け込んだ後は、

殻を剥きます。

あ、塩加減を確認したいときは、一つ食べて下さい。

それが一番手っ取り速くて、確実です。

ココを参照の事


そんで、剥き方ですが、

知ってる人は知ってると思うけど、

ナベに卵を入れて、

シャカシャかと振ります。




ゆで卵全体にヒビが入って、

つるんっと剥けます。


気がつけば、

ナベ底はこんな感じです↓


ストレス発散にもってこい?



今回の漬け込み時間は、

3時間半ほど。

この後、この卵たちをスモークする予定なので、

このくらいがちょうどいいのです。



と言う訳で、

次回、

「ゆで卵をスモークしてみる」




とうご期待!

coming soon !




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