吹上高原キャンプ場 本編 第3話 (最終話)
その夜は雨と風が交互に訪れる夜となった。
雲の流れが速い。
日本海側から尾根を超えてやってくる低気圧の雲だ。
ザワザワと木々たちがざわめくと、
程なくして自分達の場所まで風を運んでくる。
とりあえず引っ越しは完了。
落ち着くと、先ほどの計画である「お風呂」を思い出した。
そうだ、風呂行こう。
↑JR風に。
続き、気になる?
興味がある方は”続きを読む”からドーゾ。
キャンプ場に隣接しているお風呂「鬼首の湯」。
この時期は夕方5時30分受付終了で、
6時まで営業だそうだ。
チョット早くね〜か?
ま、しょうがない。
閑散期だもの...。
予定外の重労働をしたからマッタリと浸かりたい。
その前に夕ご飯の用意をしなきゃね。
今晩のメニューはスペシャルおでん。
下ごしらえは完了しているので、
お風呂の間に温めておこう。
とろ火でコトコトっと。
火事にならないように、火の用心。
鬼首の湯はいい湯だった。
キャンプ場の利用者には、
受付で割引券をもらえるので、
チョッとお得。(鬼首スキー場のテレキャビンも割引ます)
しかし、
シャワーの出が悪すぎ。
いや、私の選択した洗い場がハズレなだけ。
それなら隣でどうだ?→ハズレ。
その隣は?→ハズレ。
その隣は先客使用中。
出がいいじゃないの。
........。
めんどくさくなって、
適当に掛け湯してイザ湯船へ。
滑るっ!!。
湯船の縁に足を置いたとたん、
ズルッと、よっと、うぉ〜と。
先に入っている見知らぬおじさんに、
照れ隠しヨロシク、
「ここ滑りやすいですよねぇ〜」と、私。
ニヤニヤしながらも「うん、うん、滑りやすいんだよ、気ぃ〜付けないと....」
って、あんたも滑ってどうする
...よくあることらしい。
風呂に来てまで裏目続きかぁ...。
でも、この湯加減は最高だ。
なんと言うか、いつまでも
入っていたくなるちょうど良い湯加減。
下の子供も気に入ったようだ。
窓の外は相変わらず風が強いみたい。
ぼけ〜としてると不意に思い出す。
戻ったら火事になってたりして(笑)
まさか?
もしそうならブログの格好のネタになる。
ある意味面白いではないか。タイトルは、
[火事になりましたぁぁぁ!!]
ここまで裏目なら徹底的に楽しもう。
気分次第じゃロマンチックだぜぃ! ←意味不明。
まだ奥さんチームは上がってこないので、
アイスを食べながら待つ事にする。
って、受付の人が居ないではないか?
[しばらくお待ち下さい]の立て札。
アイス盗み放題??
いや、試されてるのか?
まぁ、どうでもいいやと受付のカウンターにお金を置いて払った事にする。
130円也。
一服タ〜イム!
灰皿を取ろうとすると、
ドンガラガッシャーン!!!
マジすか?
ここに来る事があれば、灰皿に気をつけた方がいい。
「受け」と「蓋」の噛み合わせが悪い、というかアマイ。
蓋だけ掴むと↑のようになる。
ワンポイントアドバイス
ちゃんと片付けて来ましたよ。愛煙家として。
あ、掃除機、勝手に借りました。
無事にテントに帰還。
火事になってなくて、ある意味残念。(うそ)
いや、それシャレにならないよ......
雨風キャンプなのでする事がない。
たき火も出来ない。
せっかくある実験をしようと思ってたのにぃ
え?何の実験かって?へへ。
巷で噂の「紙与作」
実は本体はないんですが、
製作済みの薪をホムセンの知り合いから
頂いて来たのです。
ミサイル発射燃焼実験をすると言う条件付きで。
レポート提出すると言う条件付きで。
良かったら必ず買います!との条件付きで。
残念ながら次回に持ち越しです。
Kさん、店長さん、すんません。
たまに外に出ると、雲の切れ間から星が見えました。
写真はありませんが。
天気がよければ最高でしょうね。
気をつけたいのは、外灯。
所々にあるんです。コレが。
今回の引っ越し先の近くにもあったんで、
明る過ぎて困りました。
防犯対策としては有効ですが、
星を目当てに行く人は、
考慮した方がよろしいかと。
朝を迎えたっす。
恒例のキャンプ場連続パノラマ写真です。
4、3、2、1、
7、6、5。
お暇な方は、画像を別に保存してくっつけてお楽しみ下さい。
雨が小降になったので、
温泉卵のリベンジに行く事に。(いったい何個用意したんだよ?)
地元の人が山菜を温泉で茹でて、
神のお言葉を頂きました。←このエピソードは後日に。
おかげで様で大勝利。
↓
後日の自宅にて
比較して下さいっ。
昨日のお礼にと、
ウェザーマスターの彼らにお裾分け。
そうこうしているうちに新事実発覚。
ウェザー「この前、星座の森に居ませんでしたか?」
俺 様「な、なんで知ってるの?」
ウェザー「自分らも居たんですよ、あそこに」
俺 様「なんと!」
ウェザー「どこから来たんですか?」
俺 様「バージニア州のラングレーです。(ウソ)」
ウェザー「自分らもですよ」
俺 様「え〜!同じ市内じゃないですか!!」
しかも比較的近所。
名前を聞かなかったのが悔やまれるが、
ご縁があればまたどこかで会えるハズ。
祖で摺り合うも他生の縁だ。
2度ある事は3度あるのだよ、ワトソン君。
そう確信して、彼らを見送るのだった...。
気がつけば場内には誰もいない。
この広〜い野原いっぱい、
私たちだけの貸し切り状態です。
1時にチェックアウトだけど、
もはや2時じゃん。
閑散期だし、大目に見てくれんだろ〜?
って勝手に思い込んでキャンプ場を後にしたのでした。
ハイシーズンは大変に混むそうなので、
来たくありませんが、
少々不便ではありますが、
オフシーズンにまた来たいと思います。
ある意味リベンジです。
毎回コレばっかり
こちらのキャンプ場は、
分別さえしてくれれば「ゴミ」を
置いてこられます。
助かります。
受付時に、ゴミ袋をもらえますので、
入り口付近にある
ゴミステーションで廃棄して下さい。
事前の天気はおおむね晴れだったので喜んで出かけましたが、
結果は残念なキャンプとなりました。
まぁ、山って所は天気があってないもの。
その辺の予測も今後の課題ですね。
おそらくは、
今年最後のキャンプになるでしょうから。
来春に期待して、
着々と準備をして行こうと思います。
長々3話に渡り、読んでいただいてありがとうございました。
後日、キャンプ場からの寄り道紀行、
ニューアイテムや温泉卵、
コーヒ屋について書きたいと思います。
お暇なら、また遊びに来て下さい。
ではまた。
m(_ _)m
第1話は
コチラ
第2話は
コチラ
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