ちん婆のフランクフルト旅行記 その2
たどり着きましたぜ、フランクフルト。
狭い座席との格闘の末、
勝利をモノにしたオイラは意気揚々ですw
でも、
心のなかでは、
エコノミー症候群を恐れていました。
これって、
飛行機降りてから数時間後に発症するらしいから、
オイラ、大丈夫かな?
(今のところは大丈夫みたいですが…)
機内では靴を脱いで過ごしていましたが、
再び履いてみると、
足がかなりむくんでいるのが分かります。
靴キツイぃ
お時間ある方、
続きを読むから、
「入国」して下さいw →
着陸の瞬間に目を覚ました爆睡君に別れを告げ、
いざ、第一関門の入国審査窓口へ!
なんか旅慣れているみたいだったから、
友達になっておけばよかったかな?
縁があればまた会えるさね。
Have a nice trip !
さてさて降りますかいな。
座席から出口に向かって行くと、
ブロンドのキャビンアテンダントさんが、
「こっちからも出れるよ♪」みたいな事(多分w)を言ってくれました。
でも、
そっちって、
あのファーストクラスエリアじゃないですか!
(乗る時はドアが2種類あって、エコノミーとファーストクラス&ビジネスに分かれてたのを思い出した)
こうゆうとき、
小心者って弱いよね。
一瞬迷いましたが、
サンキュウとだけ小声で言って、
乗るときに使ったドアへ…
行っときゃ良かったかな?
金持ちも貧乏人も、降りるドアはみんな同じだしね。
その後は、
入国審査のゲートに向かうわけですが…
ん?
成田とは勝手が違うぞ( ̄O ̄;) ウォッ!
そこは、
全てがドイツ語の世界
いやいや、
当たり前の話だと思うでしょ?
これが日本なら、
新橋
Shinbashi
신바시
って書いてあるけど、
ここドイツでは、
めったに英語に出くわしません。
特に駅。
ドイツ語…
マジ、読めねぇし ∑(゚Д゚)アァ!?
「入国手続」すら判別できませんから、
とりあえず皆さんと一緒の方向に向かうことにします。
事前に下調べした状況と
違っているので、
悪い方のアドレナリンが出ているのが分かります。
預けたスーツケースってどこで受け取れるのかな?
そんなことを考えながら、窓口へ。
って、窓口の全員が怒ってる感じがするのは気のせいかぁ?
フランクフルトは世界で一番キビシイと有名だそうで、
緊張は最高点に達しました。
今回の担当は若いお兄さん。
挨拶とは面白いものです。
「グーテンターク(こんにちは)」と覚えたばかりのドイツ語で話かけてみました。
すると、
苦虫を噛み潰した表情から一転、
ニッコリ笑って「グーテンター」
ネイティブはこう発音するらしいw
以後、
事あるごとに「グーテンター」や
「グーテンモルゲン(おはよう)」(ネイティブの発音は「モルゲェ」…とだけ聞こえる)
場が和むのがハッキリ分かります。
どこに行っても、
”挨拶だけはちゃんとしなさい”
と母親から言われて育ちましたが、
実感したのは初めてです。
世界共通って素晴らしいですね。
話しがそれました。
入国ですが、
成田と同じで、
パスポートと航空券を見せます。
滞在はフランクフルトだけか?
何日いる予定?
観光?
みたいなことを聞かれたので、
yes.
9days.
Business
と答えます。
意外とあっさり。
気抜けしたまま、
have a nice day !
と挨拶して無事に通過です。
後ろから、
「you to !」
と聞こえてきました。
通じるって楽しい♪
入国審査の窓口の裏手に、
赤と緑の税関の窓口があります。
下調べによると、
○申告すべきものがある人は赤へ
○特にない人は緑へ
だそうですが、
大事をとって赤に進みます。
でも、
係官が誰もいない…
みなさん普通にスルーして行くんですど、いいんすかね?
通っちゃいますよ~
行っちゃいますよ〜
すよ〜
はい、通りました(爆)
今思えばですが、
あのゲートは手荷物の税関だったのかな?
預けた荷物の受取場所にもおんなじ窓口があったし。
(確認してませんので、適当な考察です)
再び広い空港内を移動します。
言葉より、ピクトグラムのほうが断然分かりやすい!
電車や飛行機の絵のことね。
今回は鞄の絵の下に baggage claimと書いてあります。
ってか、
成田よりも遠い!!!
不安が募りますが、先にしか進めないので行くことにします。
ホントに、仙台で預けた荷物はフランクフルトまで届いているのだろうか…
やっとたどり着いたバゲッジ クレーム(荷物受け取り所)
最初、クレームの意味がわかんなくて、
オロオロしてましたが...(恥)
そこには、
本日のメインイベント(多分)、税関様に登場していただきましょう。
今度はちゃんと係員が居ます。
「グーテンター」
覚えたばかりのネイティブ発音。
通じました ヽ( ´¬`)ノ
日本から用意してきた紙を見せます。
「お前、真面目やなw」
みたいな顔をされましたが、
難なく通過出来ました。
案 ず る よ り 産 む が 易 し
帰ったらハニーに言われそうですね。
空港からはSバーンと呼ばれる電車で行きます。
はじめからそう決めていました。
なぜって、
フランクフルト中央駅ってのが、ちょっとカッコいいからです。
電車を降りて、見上げるとあのアーチが…
と、
ホームにはなんとかたどり着きましたが、
ドイツ語の洗礼が待ち構えていました。
なんすか、コレ?
(後日違う場所で撮った券売機)
とりあえずフランクフルト中央駅を探しますが、
ちょっとわかりません。
因みに、
ドイツ語ではこう表記します。
(未だに言えないんですけど)
なんとか当てずっぽうで買いましたが、
間違えてたら間違えてたで、なんとかなるでしょう。
だって、
ドイツって国の鉄道は、
信用乗車システムなんですね。( ̄ー ̄)ニヤリ
つまり、
乗客は当然、
乗車券を買って乗るものであるから、
駅に改札は必要ないよね?
ってか、改札って何?
っていうシステム。
日本ならきっと鉄道会社が破綻に追い込まれるシステムです。
アナタ、悪い顔になってますよ?
たまにですが、
抜き打ちで私服の車掌が切符を拝見するそうです。
因みに罰金は40€
お気をつけ下さい。
まぁ、
もしもオイラが捕まったとしても、
買った切符見せて、間違ってたらなんとかなるのです。
ちゃんと買ったんですから。
多分。
ドイツ語はわからんけど…
(買ったけど、誰にも見せる事はなかった...もちろん改札なんてどこにも無い)
そんなかんなで、
フランクフルト駅に到着です。
実に素晴らしい!
なんか外国の駅って感じでしょ?
これが見たかったのですよ。
さて、
駅を出て、
今回の旅の目的を不意に思い出しました。
ambiente exhibitors
世界最大の見本市です。
家具を売るためにドイツまで来ました。
もう鮨屋じゃないんです。
売れなかったら帰れないのですぅ。
って、
今まで完全に忘れてましたけど、ナニか?
さて次回は、
「ドイツの国民性について」の考察です。
代弁は効きませんので、ちゃんと出席してくださいね。
ではまた
(明日から本番ですので、次回のアップはいつになることやら...)
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