ちん婆のフランクフルト旅行記 その2

ちん婆

2014年02月07日 04:15

たどり着きましたぜ、フランクフルト。



狭い座席との格闘の末、
勝利をモノにしたオイラは意気揚々ですw
でも、
心のなかでは、
エコノミー症候群を恐れていました。
これって、
飛行機降りてから数時間後に発症するらしいから、
オイラ、大丈夫かな?
(今のところは大丈夫みたいですが…)

機内では靴を脱いで過ごしていましたが、
再び履いてみると、
足がかなりむくんでいるのが分かります。

靴キツイぃ



お時間ある方、
続きを読むから、
「入国」して下さいw →
着陸の瞬間に目を覚ました爆睡君に別れを告げ、
いざ、第一関門の入国審査窓口へ!
なんか旅慣れているみたいだったから、
友達になっておけばよかったかな?
縁があればまた会えるさね。
Have a nice trip !


さてさて降りますかいな。

座席から出口に向かって行くと、
ブロンドのキャビンアテンダントさんが、
「こっちからも出れるよ♪」みたいな事(多分w)を言ってくれました。
でも、
そっちって、
あのファーストクラスエリアじゃないですか!
(乗る時はドアが2種類あって、エコノミーとファーストクラス&ビジネスに分かれてたのを思い出した)

こうゆうとき、
小心者って弱いよね。
一瞬迷いましたが、
サンキュウとだけ小声で言って、
乗るときに使ったドアへ…
行っときゃ良かったかな?

金持ちも貧乏人も、降りるドアはみんな同じだしね。

その後は、
入国審査のゲートに向かうわけですが…

ん?

成田とは勝手が違うぞ( ̄O ̄;) ウォッ!


そこは、
全てがドイツ語の世界

いやいや、
当たり前の話だと思うでしょ?
これが日本なら、

新橋
Shinbashi
신바시

って書いてあるけど、

ここドイツでは、
めったに英語に出くわしません。
特に駅。

ドイツ語…
マジ、読めねぇし ∑(゚Д゚)アァ!?


「入国手続」すら判別できませんから、
とりあえず皆さんと一緒の方向に向かうことにします。

事前に下調べした状況と違っているので、
悪い方のアドレナリンが出ているのが分かります。

預けたスーツケースってどこで受け取れるのかな?
そんなことを考えながら、窓口へ。

って、窓口の全員が怒ってる感じがするのは気のせいかぁ?

フランクフルトは世界で一番キビシイと有名だそうで、
緊張は最高点に達しました。

今回の担当は若いお兄さん。


挨拶とは面白いものです。

「グーテンターク(こんにちは)」と覚えたばかりのドイツ語で話かけてみました。
すると、
苦虫を噛み潰した表情から一転、
ニッコリ笑って「グーテンター」
ネイティブはこう発音するらしいw

以後、
事あるごとに「グーテンター」や
「グーテンモルゲン(おはよう)」(ネイティブの発音は「モルゲェ」…とだけ聞こえる)

場が和むのがハッキリ分かります。


どこに行っても、

”挨拶だけはちゃんとしなさい”

と母親から言われて育ちましたが、
実感したのは初めてです。
世界共通って素晴らしいですね。

話しがそれました。
入国ですが、
成田と同じで、
パスポートと航空券を見せます。

滞在はフランクフルトだけか?
何日いる予定?
観光?

みたいなことを聞かれたので、
yes.
9days.
Business
と答えます。

意外とあっさり。

気抜けしたまま、
have a nice day !
と挨拶して無事に通過です。

後ろから、
「you to !」
と聞こえてきました。
通じるって楽しい♪

入国審査の窓口の裏手に、
赤と緑の税関の窓口があります。

下調べによると、
○申告すべきものがある人は赤へ
○特にない人は緑へ
だそうですが、
大事をとって赤に進みます。
でも、

係官が誰もいない…

みなさん普通にスルーして行くんですど、いいんすかね?

通っちゃいますよ~

行っちゃいますよ〜

すよ〜

はい、通りました(爆)

今思えばですが、
あのゲートは手荷物の税関だったのかな?
預けた荷物の受取場所にもおんなじ窓口があったし。
(確認してませんので、適当な考察です)


再び広い空港内を移動します。
言葉より、ピクトグラムのほうが断然分かりやすい!
電車や飛行機の絵のことね。
今回は鞄の絵の下に baggage claimと書いてあります。

ってか、
成田よりも遠い!!!
不安が募りますが、先にしか進めないので行くことにします。

ホントに、仙台で預けた荷物はフランクフルトまで届いているのだろうか…

やっとたどり着いたバゲッジ クレーム(荷物受け取り所)
最初、クレームの意味がわかんなくて、
オロオロしてましたが...(恥)

そこには、
本日のメインイベント(多分)、税関様に登場していただきましょう。

今度はちゃんと係員が居ます。
「グーテンター」
覚えたばかりのネイティブ発音。
通じました ヽ( ´¬`)ノ

日本から用意してきた紙を見せます。




「お前、真面目やなw」
みたいな顔をされましたが、
難なく通過出来ました。

案 ず る よ り 産 む が 易 し

帰ったらハニーに言われそうですね。


空港からはSバーンと呼ばれる電車で行きます。
はじめからそう決めていました。
なぜって、
フランクフルト中央駅ってのが、ちょっとカッコいいからです。
電車を降りて、見上げるとあのアーチが…

と、
ホームにはなんとかたどり着きましたが、
ドイツ語の洗礼が待ち構えていました。

なんすか、コレ?

(後日違う場所で撮った券売機)


とりあえずフランクフルト中央駅を探しますが、
ちょっとわかりません。
因みに、
ドイツ語ではこう表記します。

(未だに言えないんですけど)

なんとか当てずっぽうで買いましたが、
間違えてたら間違えてたで、なんとかなるでしょう。
だって、
ドイツって国の鉄道は、

信用乗車システムなんですね。( ̄ー ̄)ニヤリ

つまり、

乗客は当然、
乗車券を買って乗るものであるから、
駅に改札は必要ないよね?
ってか、改札って何?


っていうシステム。

日本ならきっと鉄道会社が破綻に追い込まれるシステムです。

アナタ、悪い顔になってますよ?
たまにですが、
抜き打ちで私服の車掌が切符を拝見するそうです。
因みに罰金は40€
お気をつけ下さい。

まぁ、
もしもオイラが捕まったとしても、
買った切符見せて、間違ってたらなんとかなるのです。
ちゃんと買ったんですから。
多分。
ドイツ語はわからんけど…

(買ったけど、誰にも見せる事はなかった...もちろん改札なんてどこにも無い)

そんなかんなで、
フランクフルト駅に到着です。
実に素晴らしい!
なんか外国の駅って感じでしょ?
これが見たかったのですよ。



さて、

駅を出て、
今回の旅の目的を不意に思い出しました。



ambiente exhibitors

世界最大の見本市です。
家具を売るためにドイツまで来ました。
もう鮨屋じゃないんです。
売れなかったら帰れないのですぅ。






って、
今まで完全に忘れてましたけど、ナニか?






さて次回は、
「ドイツの国民性について」の考察です。

代弁は効きませんので、ちゃんと出席してくださいね。


ではまた
(明日から本番ですので、次回のアップはいつになることやら...)


あなたにおススメの記事
関連記事