ちん婆のシンガポール旅行記 その1

ちん婆

2014年12月01日 23:51

2014年10月21日、
しし座流星群がピークを迎えたこの日の深夜、
羽田を飛び立ち、機体は一路シンガポールに向かった。



頭のな中ではもちろんジェットストリームのテーマソングと語り部が流れている。
"大沢たかお"に変わってから久しいが、
城達也を知っている世代としては、やはりこっちだろう。
まぁ、航空会社はANAなんだけどw

今回も海外出張にかまけて、
旅の備忘録をつらつらと...

って、今頃すか?

しゅ、出国ゲートはコチラです...
    →
前回同様、エクスペディアで航空券を予約したオイラ。
出発の数日前、
旅程を確認していたらあることに気がついた。

「国際線乗り換えの際、ターミナルの変更があります。ご注意下さい」

ん?

それまでのオイラの頭の中では、

仙台→成田→シンガポール

と思い込んでいたのが、
旅程をよく見ると、

仙台→成田→羽田→シンガポール

となっている。
ターミナルの変更って、空港の変更ってことなの??

なんと紛らわしい!!

どうやら成田から羽田まで、
何らかの移動手段でいかなくてはならないらしい。

とにかく、当日に気が付かなくて良かった。
当日まで気が付かなかったら、
小心者のオイラはこの時点でアウトだろうな。

成田から羽田まではリムジンバスで移動することに。
なんでって、
ラクチンだからねw
重いスーツケースを引きずりながらの移動は正直しんどいしょ?

にしても、
羽田空港って、広いし、複雑なのね(汗)
自分の車で行けって言われたら多分無理です。

バスは、
国内線の第1、第2を回り、国際線の第1、第2ターミナルに無事に到着。
改装を終えた羽田国際線ターミナルは、
小奇麗でちょっとカッコイイ。

この場所に、
プラネタリウムを見ながら軽食がとれるカフェがあった。
はじめは絶対行ってやる!と息巻いていたが、
よく考えれば、

オッサン1人でプラネタリウム?カフェ?

無いな...

と思いとどまった。

行っとけば良かたかなぁ。

やった後悔よりも、
やらなかった後悔のほうが大きい...

うーむ、真理だな。


さて、
フライトまで6時間。

空港の書店で見つけた「ハリーポッター」を読みながら時間を潰して、
いよいよ出国の時を迎えるのです。

え?
なんでハリーポッター??

今頃ですがはまっています(笑)


さて、冒頭のシーン、
プリペット通りのダーズリー家でひどい目に...

い、いや、

機上から流れ星なんか見れたら良いぁ、と思っていたが、
世の中、そんなに上手くいくはずがない。
そもそも飛行機から見れるのかどうかも疑わしいし、
なにせ、座席は通路側だ 囧rz

暗いうちに飛び立ち、
夜が明ける前に着いてしまうので、
シンガポールの街を上空から見ることは出来ないだろう。
ん?
帰りも深夜便だから、これはどこかでリカバーしなければ…

そんなことを考えながら、
時差1時間のシンガポールに到着♪


この国は喫煙者には悪名高きシンガポールだ。
事前に調べれば調べるほど、
喫煙には気を使ったほうが良いと書かれている。

タバコの持ち込みは1本から課税の対象になり、
厳しく取り締まられている...

ので、
手荷物を受けたとったその足で、
税金を払いに行ってみた。

それらしき部屋に入ると、
2人組のオネェさんが「なんか変なの来たよ...」みたいな顔をして出迎えてくれた。

オイラ「Tobocco...TAX......hear? ┐(´-`)┌... 」
相変わらずのカタコト
係 員「Yes」
オイラ(通じたよw)
オイラ「9Box and in my pocket」
係 員「Brand name?」
オイラ「ブランド??」
   (オイラの名前かな?いや、パスポートは渡してるし...)

係 員「Tobacco name !」
オイラ「」
オイラ「AMERIKAN SPIRIT 」
係 員(アメリカンスピリットってなんだよ?ってかんじで資料をペラペラ調べ始める)
オイラ 鞄から出して見せる「 ...Yellow...」
係 員 (無視...)

係 員 (まぁ、いっか!って感じで、支払うべき税金を告げる なぜが9個分)
オイラ「あれ?9個分で良いの?ポッケの吸いかけは?とカタコト英語」
係 員 「オケ」

ゆるい、ゆる過ぎる!!
1本から課税するって言ってたじゃん...

まぁ、許してやろう。
オイラも早いこと一服したいしね♪

写真を撮り忘れたのだけれど、
ここで税金を払うと係員からレシートを貰える。
街角で一服中に警官に「そのタバコは密輸品じゃないよね?」
と聞かれたら、
ドヤ顔でレシートを見せれば問題ない。
シンガポールではタバコはバカ高い!
なので、
ほとんどの国民(喫煙者)は隣のマレーシアからの密輸タバコを吸ってるそうだ。

因みに、
アメリカンスピリットを売っている所は見つけられなかったです。

そんなわけで喫煙所を探してイップク。ウマ〜

結論から言うと、
シンガポールでは基本指定の場所でしか吸えないことになっているだけど、
おかしなことに、
路上では結構吸ってる奴が居る。
聞けば、
外ならO.K.
でも歩きタバコはNO! 絶対ダメ!

変な国だ。


タクシーで宿に向かう途中、
見えてきました、
マリーナ・ベイ・サンズ !

ココ、行ってみたいんだよね〜
宿代高いから無理だけど。

列車って手もあったんだけど、
見るからに複雑で、難易度が高かったので、今回はタクシーで楽しました。

日程は1日余分にとっているので、
今日はどこにも行かずに、ホテルでゆっくり寝ると決めていた。
でも、
その前に、朝ごはんを食べないと...

チェックインを終えて、
散歩がてら朝飯朝飯...

ハラヘッタ

朝のシンガポール、
街の印象は、朝からとにかく暑い!
これが赤道直下の世界か…
人々は、アジア版人種のるつぼと化していて、
様々な国の言葉が飛び交っている。

インチキ英語しか話せない私にとっては好都合 と思っていたが...

街なかに入れば、るつぼ化に拍車が掛かり、
バリバリの地元人相手に勝手が分らず、
思わず、
事務所のスタッフに、
「腹減って、もう帰りてぇよ」と泣き言を言っていた。

「シンガポールに来たら、シンガポールライスでしょ?」

と、返されたので、
仕方なく宿の隣にあったそれらしきお店に潜入。


いきなりの中国語。

えっと、「シンガポールライスぅ?(指さして、あれ)」
店員「チキンライス?」
オイラ「それ!」

全く初めてなので、本当に勝手が分からない。
メニューは中国語と英語。写真は無し(これが辛いw)
細かく言えば、
席に座る時は、勝手に座っていいの?
この料理の食べ方は?
お金っていつ払うの?
チップってあり?
等など、気になることが沢山溢れてくる。

ドン!と出されたチキンライス。



さて、どうやて食べるのが正解か...

観察...観察...

テーブルの上にある”薬味"を、かけたり、つけたり、混ぜたりと、
なるほど、ウマそうに食べているでないか!

見よう見まねで、なんとか完食。

調子の乗って、
シンガポール名物の甘ぁいコーヒーを注文。

ホントに甘いw

腹が一杯になった私は、
どうやら適応能力が高くなったらしい。

世界のどこに行こうが、
人種や国や文化が違っても、エロと笑いと挨拶があればなんとかなる。(と、思った)

さっきの不安なんてどこかに消え去っていた。
明日の昼は違うの頼んでみよう♪
と、
既に昼食のターゲットを決めていた。

そう、
オイラは既にこの街が好きになっていた。



その2に続く(来年になってるかもね)

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