ちん婆のフランクフルト旅行記 その6(帰国編:最終章)

ちん婆

2014年10月24日 10:54

スイマセン、
完全にアップするタイミングを逃してしまいました。
このままスルーを決め込んでいたのですが、
社用でシンガポールに行くことになり、
フランクフルトが終わっていないのに、シンガポールの記事なんて書けないじゃん…

という事で、
ご理解ください(笑)

写真は「機上からの日の出」




フランクフルト、
ドイツからの出国はこちらです↓
(続きを読むからドーゾ)
帰国前日。
M輪社長とアネッティとで最後の晩餐と称してご飯を食べることに。
そこでアネッティ、
「今、友達がドイツ料理の店に居るそうです。これから合流しませんか?」
と言い出したので、
乗っかる事にしました。

期間中、
ホテルとその周辺しかウロウロしなかったので、
初めての学区外というところでしょうか。
(学区外…懐かしぃ >_< )

彼女によれば、
その店はホンモノのドイツ料理屋さんで、
駅まで着けば近いとの事。

Uバーン(地下鉄)に乗って、10分位でしょうか。
名前も思い出せない駅につきました。
私も社長もめちゃめちゃ腹が減っています。

アネッティが先導して我々を導きます。
iphoneの地図を見ながら…既に20分経過。

ん?

段々と人通りも車も少なくなり、
明らかに住宅街に入りました。
(ちょっとカッコイイ住宅街:ここ、ドイツですからw)



道、間違ってね?

思っていても、
ドイツ人である彼女の「大丈夫です!」
の言葉を信じて声に出さずにいましたが、

もはやそれは確実な事実として受け止める時が来たようです。

アカン…アネッティ、もしかして方向音痴じゃ…

この時確信しました。
4カ国語をたくみに話し、若くてキレイな女性…
そして、
もはや芸術的と言わざる負えない方向音痴。


神 は 完 璧 を 許 さ な い w


結局、モノホンドイツ料理店には辿り着いたのですが、


着いた時間が閉店という、悲しいタイミングでした(泣)
あ、リンゴ酒はかろうじてありつけましたよ♪



じゃ、何食ったのって?

ヨーロッパと言えばケバブ文化です。

もう一度フランクフルト中央駅に戻って、
仕切り直そうというところまでいきましたが、
M輪社長が「私のゴーストがケバブ屋を示している!」
というので行きました。(ゴーストはウソ)
結果は◎!!



ドイツでは何回か食べましたが、
これは絶品のケバブでした。
(誰ですか?空腹は最高のシェフとかいてる人?)

空腹を差っ引いても、本当に美味しいケバブでしたよ♪

社長、持ってますねぇ ww

実際、
他の日にも一緒に御飯を食べたのですが、
社長はとにかく鼻が利く方で、ホントに間違いがないの。
聞けば「初めて入る店だよ〜♪」だって。
これはもう、ゴーストの仕業ですよ。うん。

さて、
お腹も一杯になった帰りの駅。

エスカレーターで面白い落書きを見つけました。
これ描いた人、秀悦です!



上りが風船、下りがパラシュート。
エスカレーターが動くと…

動画撮っておけばヨカッタヨ、残念。

因みにこれは石巻駅の階段…


え〜と、ノーコメントです。


落書きではありませんが、
ドイツのコインロッカーです。


あ、

いや、伝えたっかのはその"鍵"

ドイツっぽい。

それだけですw


翌日はいよいよ帰国の途につきます。
会期中にお世話になった方々もほぼ同じ便で帰るようで、
知った顔がちらほらと。
M輪社長も同じ便でした。

大概、
旅って、帰りの時間は短く感じますよね?
もう着いちゃったよ、みたいな。
で、
感覚的には行くよりも早く着いた気がしたんですが、
でも、
実際は1時間遅れで成田に到着していたんですね、これが。

何を意味するのかと言えば、
トランジットで今度は成田→仙台の便に乗るんですが、
その時間がそーとー押していまして、
それに気づいた時にはかなり焦っていました。

もしかして、乗れないんじゃね??

第1話で書いた、
「時間が無い人はこちらから〜」のリアルバージョンが始まります。

実は、
M輪社長も同じ仙台行きの便で帰るのを知っていたので、
飛行機降りたら一緒に向かうつもりでしたが、
彼は一番奥の座席だったらしく、なかなか姿を表しません。

すると、
航空会社の方が私を探していました。
係 員「ジャックバウアー様〜」
オイラ「自分です。え〜と、もう一人この便から仙台に向かう人が居るんですが…」
係 員「この便からですと、お客様お一人となっていますが…」
   「とにかく、間もなく出発時刻ですのでお急ぎ下さい」
オイラ「M輪社長ぉ〜〜〜〜」

係 員「私に付いて来てください!!(飛ばすゾ、見失うなよ)」
有無を言わさず私からトランクを奪い、颯爽と駆けていきます。
ついていくしか無いオイラ。

入国審査も顔パス(チラ見)で通り抜け、
税関も「この方、なんにも無いです」とオイラが答える前にスルー。
(実際、申告するものはなんにも無かったです。こんなことになるのなら…)
オンタイム運行を成し遂げるために、私も彼女も必死で走りました。

普段、一般人は入れない職員の通用門や通路を駆使して施設内の最短距離を走破し、
なんとか仙台行きの搭乗口にたどり着きましたが、
やはりそこにはM輪社長は居ません。

他の乗客からは、飛ばないのはお前のせいか!的な目で見られるし…
「文句があるなら1時間遅れたルフトハンザに言ってくれ!」
とは言いませんでしたが、
なんとも肩身の狭い思いをしました。

で、
そんな調子で仙台に到着。

実はM輪社長はそもそも存在して居なくて、
全て私の幻覚なのではないかー
やけにリアルな幻覚だったケド…
ゴースト…
そう言えば、一緒に撮った写真も、実はオイラ一人だけしかうt…と思い始めたころ、
1通のメールが。

「結局トランジット出来ず、いま上野駅に居ます。これから新幹線に乗ります。シンジラレナイ」


持ってるなぁ、社長w



事のからくりはこうです。

私はフランクフルト発→仙台着のチケットを取っていました。
つまり、航空会社の情報には、
フランクフルトから仙台まで乗るパッセンジャーという括りになります。
故に、

1時間遅れたルフトハンザ便
      ll
仙台まで乗るパッセンジャーが1人。
      ll
仙台便の搭乗口に来ないのはルフトハンザのせい。

となります。

一方社長は、
フランクフルト→成田 成田→仙台の航空券を取っていたそうで、

仙台便の搭乗口に来ない人が居る。
      ll
単に遅刻している成田から乗るパッセンジャーの一人。

と思われて、
私一人だけが連れていかれた。

というわけです。

コードシェア便の一括予約だったので、
発から着まで管理されていた。というのが真相のようですね。


因みに社長の飛行機代は、
事情を話して返金してもらったそうです。

旅って、エキサイティングですよね(^_^;)



さて、
そろそろお別れの時間がやって来ました。

以前、
フランクフルトの記事に仕込んでおいた伏線ですが、
覚えてます?

中央駅「Hauptbahnhof」の呼び方とリンスinシャンプーの件。
覚えていない人は、
リンク踏んで戻ってきてくださいねw
「Hauptbahnhof」
「リンスinシャンプー」

中央駅は、「ホォゥフトバンホォフ」
と発音するらしいです。
(こんなニュアンスって事で)

セントラル・ステーションでは何故通じないのかと言えば、
ステーション自体に広い意味があって、「鉄道の」と言わないとドイツ人はピンと来ないようです。
さっき調べましたが、
逆に「the central “railway” station」といえば分かってくれる確率が上がるらしい。

勉強になりますねぇ。このブログw


それと、
シャンプーですが、
写真をアネッティに見せました。
「これって、リンスinシャンプーだよね?」
「んと、これはボディーソープとシャンプーを1本でまかなえるヤツです」
「!!!! 」

ボディーソープって ┐(´-`)┌

シャンプーで体洗うと、ヌルヌルがいつまでも取れないじゃないですかぁ?
頭だけに使っておいて良かった。

ドイツ人恐るべし。


でも、また行きたいなぁ


おわり


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