ベースとなったのは薬局や銭湯などでよく使われている冷蔵ショーケース。
そう、ドリンクなんかが入っているアレ。
正方形4面ガラス張りの片開きドアタイプで、
スモーカーを作ろうと思い立った時から
理想の形だと思って目を付けていた。
何が理想って、
二重ガラスで保温性は抜群だし、
そのガラス張りのおかげで中の状態がよく解るし、
電気シェイバーのごとく丸洗い仕様にすれば、
掃除も簡単になるに違いない。
↑イメージ図
近所の薬局で廃棄されるところだったモノを、
すっげーナイスなタイミングで、
業者に渡されるすんでの所で私が無理矢理頼み込んで譲ってもらった。
本当は、冷媒(フロンガス)処理の関係で譲渡は出来ないそうなのだが、
「知り合いの設備屋さんにガスの処理を依頼する」との条件付きで、
なんとか手に入れる事が出来た。
元来、熱しやすく冷めやすい私は、
物事にハマると突き詰めたいタイプ(しつこいとも言う...)なので、
今までの折畳み式のスモーカーと一斗缶の改造品を併用したものでは、
満足出来ないイケナイ体になってしまったのだ。←??
理由としては、いまいち使い勝手が悪いのと大きな食材が入らない事、
チップを使うと燃焼時間や温度の調節に手間がかかる事。
ウッドだとスモーカーの体積が狭いためにうまく燃焼してくれない等々。
では私はどんな物が欲しいのか?
一度にたくさんの食材や大きな食材をブチ込む事ができて、
温度調整が容易であり、安全で、メンテナンスもらくちん。
そのうえ失敗のリスクを最小限に抑える事ができれば文句はない訳だ。
既製品ならば手間暇掛けずに用意できるだろうが、
とてつもなく高く付く。
例えばこんなの↓
Weber(ウェーバー)ブリンクマン エレクトリック スモークンピット
http://www.naturum.co.jp/item/tb.asp?itemgroup=252184
進誠産業 ホームスモーカー ビーバー
http://www.naturum.co.jp/item/tb.asp?itemgroup=501576
ほんとは欲しかったのですが......
別に商売を始める訳ではないので、そんな高価なものはいらない。
ゆえに、
もっと安価で高性能、大きなスモーカーが欲しくなったというワケ。
今回のスモーカーに対する投下資金は1万円以下。
なんとも、作りがいがあるではないかー^^
でも、冒頭の一文が表している通り、
2年間放置していたという事は、
つまり、
制作の途中で、
飽きてしまった
事を意味する。
ここにきてナゼ思い出したかと言うと、
ウチの奥さんが、
ベランダの片隅にある冷蔵庫(スモーカー)を疎ましく思っていたからで、
奥様「作らないなら捨てればぁ」
更には、
奥様「ジャマだから!」
と。
そこまで言われると日本男子として黙っている訳には行かない。
俺様「わ、私の灰色の脳細胞がまだ時期が早いとささやいているのだ」
と、まったく意味不明な答弁に対して、
奥様「飽きたんでしょ!!」
俺様「..........」
実のところ制作途中でチョッとした壁にぶつかってしまい、
投げ出してしまったのは本当の事だ。
でも、捨てるにしてもこんなモノどこに捨てればいいのか分からないし、
上手く作れれば、旨いスモークがたらふく食べられるではないか。
きっとマダムも喜んでくれるに違いない。
多分......
絶対......
まぁ、ブログのネタにもまた困って来た所だし、
思い切って
3部作4部作にして水増ししよう
↑出ました浅知恵
そんなワケなので、
この記事を第1部「プロローグ」として、
第2部は「スモーカーの制作過程」、
(急遽第3部が入ります )
第3部第4部は実際にどの程度使えるかを実験する「実録薫製記」
に決定!しました。
しかも、週に1度のアップとして3週間分稼げるではないか!
完璧っス
記事の都合で急遽4部作となります。
ご了承ください m(_ _)m
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