スモーカー第6部「浄化」

ちん婆

2009年04月14日 16:40

スモーク記事に関する
スモーカー第1部「契機」はコチラ
スモーカー第2部「追憶」はコチラ
スモーカー第3部「起動」はコチラ
スモーカー第4部「熟成」(ベーコン編)はコチラ
スモーカー第5部「熟成」(ロースハム編)はコチラ


長々と続いた長編物語「スモーカー」も

調子づいて第6部と相成りました。

そろそろこの辺で、最終章としましょうか。

第6部のテーマは「浄化」

2回連続のスモークによって、タールまみれになった、


我がスモーカーをキレイにお掃除するミッションです。

これで最終回となります。

興味のある方は”続きを読む”からどうぞ

まずはどれくらい汚れてしまったのかを比較してみましょう。


当然の事ながら、スモーカーに入れていたのは左側。

たった2回のスモークでしたが、

時間にして延べ7時間。

冷蔵庫スモーカーの棚もすっかり、いい感じにスモークされてしまいましたね。

なんだか旨そうです



中身が見えると評判の(自画自賛)ガラス張り構造も


全く見えませんね

上部に位置する照明部分は悲惨です。


あんなにキレイだったのに.....



私自身も遠い昔は、

スレンダーなボディーにシャープなハートを隠し持っていたのですが、

今では、

著しい肥満ボディーに邪悪なハートを持ち合わせています。


.....


では本題に移りましょうか。

正直に申し上げると、

掃除なんてしたくありません。

でも、

掃除をサボタージュしてしまうと、

次のミッションで使うときに、

スモーカーの内部が大変な事になってしまいます。
(小さいスモーカーで経験済み)

ので、

女性と掃除にはコマメに接するのが基本です。
(10代の時に経験済み)

それに、次のミッションでも気持ちよく使いたいでしょ?

ねっ。←同意求む!



汚れの主成分はタールですから、

単に水を掛けただけでは落ちてくれません。

まぁ、そんな訳で、

簡単、確実、高利回り、

さらにはローリスクな怪しい

サブプライム的洗浄方法をヒラメきました。




満を持して登場するのが↓


ダスキンが世界に誇る「油汚れ用洗剤」

ポン・デ・リングを開発したあの会社。

スゴいのはドーナツだけじゃないぜィ!!


ってなワケで、

これを使います。


こいつはに驚きの洗浄能力があります。

スゴすぎて、原液を素手で触ると、


指紋が無くなる...

ような気がする。

アルカリ性ですからそんな事は無いのですが、

素手に付着させるのは危険です。

ちょっとヤバいです。



仮にも私はキャンパーですからね、

少しでも自然に優しい洗剤を使いたいと考えています。

が、

魂を悪魔に売り渡してしまった男ですから、

そんな事、変態キャンパーは意に介しません。


(★ ̄∀ ̄★)


でも、

こんな能書きを見つけて



ちょっと安心したりもします。



写真↑の洗剤は業務用ですが、

ダスキンのお店に問い合わせると、

私のような変態にも売ってもらえます。



気を取り直してミッション開始。

かねてから思案していた丸洗い計画を実行に移す時が来ました。

まずはベランダの排水溝付近までスモーカーを移動します。



なんでそんな面倒な事を??。


狭いベランダなので出入り口付近でのスモークは、

室内に煙が入り込む恐れがあり、苦情は避けられません。

トラブルを未然に防ぐために、

狭いながらも直線距離で一番遠い所に設置しました。

まぁ、これはこれで正解。


さらに、

スモークした場所の側に排水口があればいいのですが、

ベランダの基本構造を改造する訳にはいかないので、

仕方なくの移動です。

元冷蔵ショーケースには移動用のキャスターが備わってますので、

移動もらくちん。



そして排水口に排水ホースを接続して、


準備完了。


後にこのシステム、全く意味がない事に気づく事になります


スモーカーにまんべんなく洗剤をスプレーして、


汚れが浮き上がるのを待ちます。



チョッと引いてしまうくらいの汚れ具合。

みるみる浮き上がる汚れに見とれていると、

扉の浮き上がった汚れが、滑り落ちて床に滴ります.....

あわてて扉を閉めますが、

扉を閉じた状態で、この後どーやって水を掛ければいいの?



周りを汚さずスモーカーのみを洗浄するという私の夢も、

今宵限りのようですね


そー言えば、

タカギのトリプルアームスプリンクラー構想

↑参考写真



も頭の片隅にありましたが、

後の祭りです。

......。



結局、ベランダも掃除する事になりそーですね。



やっぱりWish FIELD浅知恵でした




数分したら十分ですから、

意を決して、放水開始。






ピッカピカです。









ホント、排水システムは全く意味がありませんでした。

むしろ邪魔

仕方なく、ベランダをデッキブラシでゴシゴシしていると、

うちの奥様が、労をねぎらって声を掛けてくれました。



「ついでに網戸も掃除してねぇ〜」



私、根は紳士ですから、

ついでにサッシのレールを掃除して、

ベランダ全体を大掃除。

一石三鳥の浄化作戦です。



お後がよろしいようで m(_ _)m





そろそろ暖かくなって来たので、

スモークは次の冬までお預けですね。

スモーク用品をスモーカーにブチ込んで、



それまでホコリを被らないように養生。



地震対策も一応しておきますか。


次のミッションまで、

ベランダの片隅で待機してもらいましょう。

もう、

「邪魔っ!」だなんて、

言わせないゼィ





これでスモーク記事は終わりとなります。

来シーズンはこのスモーカーを使って、

ソーセージや魚介にも挑戦してみたいと思います。


長々とお付き合い頂きありがとうございました。



次回のテーマは、

「荒尾瑚でアメンボになる」

です。




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