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2016年05月02日

フィリピンで現地人になる その2

無事にホテルに着き、
チェックインの手続きをしなければならないが、
私はここで1つの交渉を試しにやってみた。

「オイラ、ヘビーなスモーカーなんだけど、タバコの吸える部屋があれば変えて欲しいんだけど...」
フィリピンで現地人になる その2



そんなにタバコが吸いたいですか?

 ▶はい   いいえ


喫煙ルームはこちらです →
カタコトで身振り手振りで説明すると、コレが何と通じたw
出国前に世話人に尋ねたら、
禁煙の部屋しか取れなかったと言われていたのでちょっと嬉しい。
なんでも言ってみるもんだ。
流暢に話せなくても、ね(笑)

1泊ではもったいないくらいのすごくいいホテルと部屋だったけど、
翌朝には一路、ボホールという島に行かなくてはいけないので残念ダウン
しかも、翌朝のロビー集合は6時30分(汗)

夕食を共にした国際交流基金マニラ支部のマークと小出さんにタクシーの話をしたら、
空港までタクシーを手配するから6時半にロビーで待っているという事になった。

あっ、はなし忘れたが、
今回のワークショップの資金は国際交流基金が全てまかなっている。
前出のマークと小出さんはそこのスタッフで、
ワークショップには後半に合流することになるので後ほど詳しくご紹介ということで。

この時、私は初めてこのワークショップの全容を知ることに...なってない。

結局、
美味しい夕食と世間話に終始して肝心の詳しい内容を聞くことは出来なかった。



そんなわけで翌朝。
ドアの下にこんな新聞が。
フィリピンで現地人になる その2
「まにら新聞」

日本人の客用なのか、日本語の新聞が差し込まれていた。
フィリピンの日本絡みの情報と日本国内の主な記事を載せているらしい。
時間も時間なので、
朝食もそこそこにロビーへ向かう。

待っていたのは昨夜のマークさん。
フィリピンで現地人になる その2

朝早くからほんとスイマセン。
週末に再会しましょう。


早朝のタクシーはスイスイで、
約20分で空港へ。



フィリピンで現地人になる その2

国内線を利用するときも、
やっぱりチケット(や、予約のプリントアウト)を持っていないとロビーには入れない。

早朝にも関わらず、
入口前にはなんの用事があるのか知らないけど人だかりが出来ている。
人の壁を掻き分けて予約表を警備員に見せたら、いよいよ空港に入場。
と、その前に、
セキュリティーチェックを受けるのが決まりらしい。

考えてみれば、
海外で、一度出た後の国内線乗り継ぎは初体験だ。

初体験ってのは、何歳になってもドキドキしますねハート

チェックインカウンターで手続きをしていると、
手荷物の重量オーバーが発覚!
係の人が、
「(オーバーしてるね、残念)」と( ̄ー ̄)ニヤリ。
ホテルを出る前に計ったつもりが、数キロオーバーしていたらしい。
重量計の表示はが21kgを示してた...

でもね、
日本からの預け入れ荷物の範囲は25kg以下に対して、
フィリピン国内線の範囲は20kg以下...

これって、なんか作為的な何かを感じるんだけど。

しょうがないから1kg分、既にパンパンの手荷物のバックに移し替えようとしたら、
さっきの係の人が、
「(いいよ、いいよ、移し替えなくていいからそのままこっちにちょうだい)」だって。
マジすか!
良いんっすか!

こここそがチップの渡し時でしょう?
ポケットにあった200ペソ札を渡すと、
「(要らないよ〜、気にしないで良いよ〜)」
いやいや、
本当なら超過料金を払わなきゃいけないし、ここは受取ってくれと押し返すと気まずそうに受取ってくれた。

本音を言えば、
そうゆー事になるんなら、もっと詰めておけばよかったなぁ。手荷物スゲー重たいし...
と、心の悪魔が囁いてきた。

2度目のセキュリティーチェックをくぐり、
出発ロビーへ。

早くに空港に着いていたので時間はたっぷりある。
9時のフライトだから、2時間弱。
読みかけの小説読みながら、糖尿病を意に介せず、
フィリピンのスプライトをゴクリ。

フィリピンで現地人になる その2

日本のより旨いんだな。コレが。
なぜか海外で売ってるスプライトは旨い(当社比)。

そろそろ搭乗が始まる時間だけど、
タグビララン(ボホール島の空港)行きのカウンターに動きが無い。
と言うか、
乗客が係のお姉さんと話をしてどこかに移動してる。
何かが起こっているようだが、
良くわからない。

観察。

口々に、「Lunch」とか「Delay」とか聞こえてくる。

終いには、
カウンターに " Reset 12:00 " の張り紙が...

ん?
どーゆーイミ?

意を決してお姉さんに話しかけてみる。

どうやら、
9時のフライトが変更になって12時になり、搭乗口も変更になった。という事らしい。

この時点で、
私の英語読解力に不安を抱えていたので、
本当にそうなのかと心配になるが、
それらしき乗客が散り散りになっていったので恐らくそうなんだろう。
...そう思うことにしよう...。

こんな時は一服だ。

ところで、
マニラ空港の国内線出発ロビーには、喫煙所が無い。
吸いたくなったら、一旦空港の入り口まで出なければいけない仕組みになっている。
なので、
出発ロビーのセキュリティーの係官に、
「タバコ吸いたいんだけど〜」と言えば出してもらえる。
建物の外に出るには、第一セキュリティー(勝手に命名)があるので、直接は出れない。
出口専用の小さな通用口から出ることになるのだが、
そこにまた係官がいるので、航空券を見せて「タバコ吸いたいんだけど〜」と言えば、
”チェックインは終わってますよ”カードが貰える。
それを持って外に出て、初めて一服できるという訳だ。
つまり、
セキュリティーを2回逆走しないと外に出れない(一服出来ない)。


あ〜 めんどくせー





吸い終わったら、
通用口からではなく、入り口の第一セキュリティーをくぐり、
カードを係官に返してから、
出発ロビーセキュリティーを通って戻っくる。
当然ながら、
出発ロビー側のセキュリティーにはボディチェックがある。

何回もタバコを吸いに出るもんだから、
係官に顔を覚えられて、「(お前、吸い過ぎだよ)」と言われながらも、
終いには顔パスになったり。

何回目かのパトロールの後に戻ってくると、
顔見知りになった係官がおざなりに、
「(ポケットの中身出して〜)」
「(ん? ナニコレ、ライターは持ち込めないんだよ)ニヤリ」

ライターはタバコの箱の中に入れてたから今まではなんとも無かったんだけど、
この時は別々でポケットに入ってた。

「えっ! 今頃!?」

そういえば、
フィリピンでは国内線にライターの持ち込みは出来ないってどこかで読んだのを思い出す。

「(ライターはねぇ、困るんだよな〜)ニヤリ」と係官。
「(でも、お前には必要だな)」「(俺以外には見つかるなよ)」みたいな感じであっけなく見逃してくれた。
実際、国内線のライター持ち込みは禁止になってます。
でも、
トライしたい方が居ましたら、
煙草の箱の中に忍ばせておくと、もしかしたら... もちろん、自己責任ってヤツで


しっかし、ゆるいなぁ...(笑)

日本だったら...



=以下回想=

以前、
仙台から大阪へ飛行機で行ったときのこと。
たまたまコンビニで買ったライターがあったんだけど、
トーチ型っていうのかな、
先っぽが5cmくらい伸縮するタイプの使い捨てのターボライターをセキュリティーで没収されたことがあった。
係官が、
「 チャッカマンは持ち込めません!」
と言うので、
「これは チャッカマンじゃ無いです。単なるライターです。」って言い合いになった。
「そもそも チャッカマン株式会社東海の商品名だよ」と子供みたいな屁理屈言ってたら、
2,3人の係官に取り囲まれて大事になった。
「とにかく チャッカマンは持ち込めないので、この箱に入れて下さいっ!」
透明の箱の中には、
乗客が泣く泣く捨てていったであろう、ライター達がうらめしそうに私を見つめていた。

板前に包丁が必要なように。
タバコ吸いにはライターが必要なのだ。

「百歩譲って チャッカマンだとしよう。その箱に入れるから、代わりに箱に入ってるライターと交換してくれないか?」
それならば、文句はあるまい。

セキュリティー上、
トーチ型のライターがダメで、ごく普通のライターならO.K.って事なんだから、
係官が任意に選んでくれれば何の問題もないし、
犯罪を起因する可能性があるなら、
心ゆくまで調べれば良い。

係官「それもダメです」

箱のなかのライターの1つさえ救い出せなかった...
す、スマン、ライター諸君。
私は、私は...、なんて無力なのだぁぁぁぁ。_| ̄|○


か、回想終了。



出発ロビーに戻る前、
遅延の確証を得るためにチェックインカウンターをうろついたら、
預け入れ荷物で世話になった係の人が話しかけてきた。
「(どうしたん?)」
「(タグビララン行きはもうとっくに定刻じゃねぇの?)」
「どうやら遅延しているみたいなんだけど...」
「(調べてやるよ)」
「(あ、12時に変更だって)」
「(ここはフィリピンだからしょうがないね!w)」
「ね!w、 じゃねぇーよw」

まぁ、
遅延の確証が得られたので、自信を持って待てるワケだ。
朝ご飯には遅いから、ちょっと早めのお昼ご飯にしよう。

そんな訳で、
巨大肉まん発見!
フィリピンで現地人になる その2

「ビック パオ プリーズ」と注文したら、
マジで食うの!?って顔されたけど、そんな事は気にしないで食べる。
ってか、売ってるんだから、そんなにビックリする事無いじゃん?

ドヤ顔で食べる。
因みに、
これを食べることがあったらカットして貰わないほうが良いです。
店員さんに「(カットします?)」と聞かれるので、断りましょう。
単純に、食いづらくなりますので。
がぶりと食らいつくのが吉。



朝ごはんはコーヒーとクロワッサン1個だけだったから、
もう一個いってみよう。

あ、いや、
普通の小さいサイズっす。
「スモール パオ プリーズ」
完全に宇宙人を見る感じでガン見。

なんか、ちょっと気持ち良い(笑)
帰国後、あんな事になろうとは...


食いながら、
既に現地にいるクララ姉さんに連絡を入れる。
あ、
クララってのは今回のワークショップの仕掛け人で、
デザイナーであり、変な写真の収集家であり、
強烈なキャラクター性を誇る、一時の母でもある女性です。
次回、紹介します。

んで、
「理由は分からないけど、フライトが12時になった」
とメールで遅延を知らせると、
すぐさま返事が帰ってきた。




「しょうがないよ」
「ここ、フィリピンだしw」









次回はいよいよボホール島に潜入。
サクサクいきますよ。

時間があればですが...







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